若い頃、海外というものに全く興味がなく、海外旅行に行くどころかパスポートすら持っていませんでした。
そんな私が数年前、突然海外への出張を命じられ、結果的に半年ほど中国で仕事をすることになりました。
場所は上海。
上海の中心地は日本人が非常に多く日本語だけでも生活に困りません。
観光地化しているところであれば日本語が通じなくても英語は通じます。
しかし、私の勤務地は中心地から電車で1時間半ほど掛かるような場所だったため、観光地ではないため、日本語はおろか英語も通じませんでした。
いっしょに仕事する人たちももちろんほぼ中国人。
コスト削減のため、日本人は極力少ない体制が取られていたのでした。
当然のことながら仕事も生活も困ることばかり。
異国の地を楽しむどころか辛い毎日でした。
止まらない憧れ
数ヵ月後、仕事をなんとか終わらせて帰国。
普通であれば「もう二度と行きたくない!」と思ってもおかしくないんですが、私の胸に湧き上がる気持ち。
もう一回行きたい!
また海外で働きたい!
辛くて辛くて仕方がなかったはずなのに不思議なもんです。
やっぱり刺激的だったんですね。あらゆることが。
その気持ちは一時的なものと思われたのですが、数ヵ月後もおさらまず再度中国進出できないか、と模索したんですが、結果的にはポシャってしまいました。
(仕事自体は受注できそうだったんですが、コストが合わず会社からNGが出てしまった)
その後も憧れそのものは抱きつつも、何も行動せずに時間が経ってしまい、ふと気づくともうすぐ40代に差し掛かろうという年齢。
子供も大きくなってきたし普通なら海外で働く夢をあきらめてしがないサラリーマン生活を粛々と過ごすべきなのでしょう。
海外に飛び出していった人たちのブログなどを読んでみると、やはり大学生などの若くてが身軽な人たちが多いように思えますし。
正直若い人がうらやましいです。
やっぱりあきらめないことにした
やはり諦めたくないと言う気持ちが消えそうにありません。
40代の男性が海外就職をする事はできるのでしょうか。
検討してみたいと思います。
- どの国に行くのか。
- 何の仕事をするのか。
- お金はどうするのか。
- 家族はどうするのか。
考えなければならないことがたくさんありそうです。
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