日本人の長時間残業は、世界からこう見えている


私事ですが、2015年は本当にキツい年でした。

何がキツいって、それは残業です。

といっても私は管理職という立場なので、そもそも残業という概念から解放(※)されています。
※徹夜しようが土日に仕事しようが、残業手当も何もつかないよ!の意味。

まあ、自分のことは我慢できるんですが、メンバーのみんなが長時間残業で辛そうにしているのを見ているのがホント辛いんですね。

「管理職なんだから何とかしろ」なんて上からも下からも言われちゃって、その通りだと思うけど、ヘルプを出そうにもそのマイナーなプロダクトを知っている技術者は日本でほぼ君らだけなんだもん。
君らが優秀なエンジニアだからあかんのんやで!

と、まあ管理職としては最低な言い訳をしつつ、やっぱり日本は残業大国だな、と感じています。

IT業界にいるからいけないのかな、とか思ったりするけど、IT以外の業界の話を聞くと、どの業界もみんな残業しまくってますよね。

つまり日本にいる限り、残業地獄からは抜け出せないのではないだろうか。

なんて、絶望的な気分になりながら、ふと「世界からはこの状況、どう思われているんだろうか」と気になったので調べてみました。

調べてみた

google先生に適当に聞いてみたところ、次の興味深いページが引っ掛かりました。

『日本人はなぜそんなに長い時間働くのか?』といったところでしょうか。

80近いコメントで議論されていますが、長時間残業に対して肯定的な意見はほとんどありません(当たり前か……)。

肯定的どころかそもそも

日本人はオフィスに長時間いるけど、働いていない

というコメントが多いです。

理由としては

家に帰りたくないからオフィスにいる

上司や同僚が帰らないから帰れない

他に趣味がないからオフィスにいるだけ

上司に仕事をしているようにアピールしている

などが挙がっています。

働いていない、と言われるのは悔しいですが、私たち自身が感じていることとほぼ変わらないと思います。

効率性より、同調することが大事とされる文化。
加えて、結果より努力を重要視する文化。

これらが相まって、「周りの人より少しだけ努力する(しているように見せる)」ことが最も良い行動である、という土壌が生まれ、結果的に職場に長時間いなければならない、という状況を作り出しているのです。

これが日本の文化ですから、と結論付けて受け入れてしまうことも可能ですが本当にそれでいいのかな、と現役社畜の私は日々迷っています。

また、日本以外の職場ではこういった雰囲気はまったくないのか?という点が疑問です。
その疑問を解決するためには、やっぱり海外で一度働いてみるしかないのかな。


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