メリカリで当たり前の事実に気づかされる
メルカリで不用品を売ってみて得たものという記事でも書いていますが
売れるものは、売るのが簡単。
売れないものは、売るのが大変。
というメチャクチャ当たり前の事実を、自分の経験として得ることができたんですよね。
感覚的に「これは売れそうだな。最近出たベストセラーだし」と思うような本は安くしなくても一瞬で売れるし、「この本は非常に良いことが書いてあるけど、古いしそんなに有名じゃないんだよね…」というような本はびっくりするほど売りづらいです。そもそも検索されない。需要がないんですね。
もし多くの売上を上げたいのであれば「売れるもの」=「需要があるもの」に集中する必要があるってことですよね。
※当たり前すぎて今さら何言ってんだって話ですが、実際に自分で手を動かしたことで体の芯から納得したからか、もう強調したくて仕方がない気持ちなんです。ご容赦ください。
書くべき記事のタイプ その1
で、これをブログの記事に当てはめて「需要があるもの」ってなんだろうと考えると、つまり「検索されるワード」なんですよね。
なぜ人気ブロガーやアフィリエイト講師たちが、ことさらにキーワードが重要だと繰り返し強調する理由がやっと納得できました。
当たり前のことを当たり前にやる、ということが最も大切ですよ、と。
これまで私はブルーオーシャン狙いを気取って「需要がないキーワードを積み重ねたら、需要が少なくてもブログ全体の記事数が増えることによって価値が生まれるのではないか」と考えていたのですが、正しくなかったかもしれません。
実際にこのブログでもほとんどのアクセス数を稼いでるのはたった2記事なんです。
需要がない記事は徹底的に読まれないです。
人気記事を見て、ついでに他の記事も読んでもらえる、というのもなくはないですが少ないんですよね。
(「お前のライティングの実力不足だろ」というご指摘は甘んじて受け入れます……)
ブルーオーシャンって一見素晴らしいように見えますが、たいていの場合そもそも誰も求めてないからそのオーシャンはブルーになっているんですよね。
逆にレッドオーシャンは需要がある。だからこそ戦いが発生する。
ならば敵がいないブルーオーシャンで戦うべきだ、と考えがちなんですが、そのブルーオーシャンを知らない人に認知してもらう労力と、レッドオーシャンでの戦い方を学ぶ労力と、どっちが取り組みやすいのかって話です。
で、ブルーオーシャンは需要がない分、だれからもリアクションがないのでPDCAが回せないですよ。
一方でレッドオーシャンは良くも悪くもリアクションが得られるのでPDCAが回しやすい。
そう考えると、レッドオーシャンに飛び込む=需要が高いキーワードで戦う、というのは、ブロガーとしての経験値を積むためには悪くない選択肢だと思います。
リアクションないと書くの飽きちゃいますしね。
書くべき記事のタイプ その2
「じゃ、『需要がないけど書きたいこと』は書いちゃダメなの?」という疑問が湧いてくると思います。
それは全くそんなことはないと否定します。
書きたいことを書くと、その記事は熱を帯びるので、読者側としては読んでて楽しい内容になるんですよね。
これが他の人に偶然発見されてその熱が伝わると、いわゆる”バズる”という形で認知されてブログ自体の価値が上がったり、需要がなかったキーワードが需要のあるキーワードになったり、という良いことが起きます。
注意したいことは「書きたいこと」が「書きやすい」ということとイコールではないという点ですね。
アイデアを思いついた時、「あ、これ書きやすそうだな。記事数増やすためにとりあえず書いとくか」という感じで記事を書いちゃうことがあると思いますが、じつはこれって「書きたいこと」ではないんですよね。
「書きたいこと」というのは、ズバリ「主張したいこと」ですね。
みんなにこの話を聞かせたい!という思いがあるかないか、という部分が重要なのではないか、と。
でも主張したいことを考える時って、自分の中で「自分の主張は間違ってるんじゃないだろうか」「すでに他の誰かがもっといい記事を書いてるんじゃないだろうか」「知ってる人に内面を知られたくない」とか余計なことを考えてしまって筆が止まりがちになりませんか?
わたしはなります(笑)。
で、結局「書きたいこと」ではなく「書きやすいこと」に逃げちゃう。
良くないですね。
書きやすいけど需要がない記事を量産しているに過ぎません。
なので、そこは真正面から戦って、自分の気持ちが熱いうちに書くべきです!
後で読み返して間違ってたら、リライトしたら良いんですよ。
まとめ
まとめますと、ブログでアクセス数を稼ぎたいとおもったら書くべき記事は次の2タイプになります。
・需要がある記事(人気キーワード)
・主張したいことを熱く語る記事
需要がある記事を淡々と書いて、熱い思いがたぎってきたら熱い記事を書くというスタイルが良いのではないでしょうかね。
実際の商売に置き換えてみても、例えばスーパーなんかでも「定番のスタンダードの商品」と「その店の個性を表すような商品」のどちらも置いてあるようなお店には通っちゃいますよね。
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