アフィリエイトが好きだから、手法をまとめてみたよ


勉強しなきゃ!という時、「勉強」そのものはやらないくせに「勉強法」ばっかり調べちゃうことってありますよね。
私にとって「アフィリエイト」がそれです。
「ネットで自分の力だけで稼げる!」という点に魅力を感じ、「いつか結果を出してやるぞ!」と意気込み、いろいろな知識を仕入れておきながら、まったく手を動かさない。
手を動かさず、ノウハウが書いているブログとかばっかり見ちゃう。

まさに本末転倒。

これ以上、「アフィリエイトの手法を調べる」ということに逃げ込まないために、これまで自分が「なるほど」と思ったアフィリエイト知識を残していきます。

大前提

アフィリエイト手法は人それぞれ

大前提でいきなりちゃぶ台返しになっちゃいますが、手法は人それぞれです。
ホワイトハットSEOで結果を出している人もいれば、ブラックハットSEOで結果を出している人もいます。
もう時代遅れと言われているサテライトサイトや中古ドメインをうまく活用している人もまだまだいます。
自分なりの手法を見つけ出すことこそ、稼ぐための近道なのかもしれません。

とにかく手を動かす

100を超える手法を知っていたところで、まったく記事を書かないとしたら、儲かるはずがありません。
逆に、非効率でとても真似したくないような愚直な方法を続けて、大きく稼ぐ人が現実に存在しています。
そこからわかる事実としては、「手を動かす」より素晴らしい手法はない、ということです。

心構え

結果が出始めるまで、時間がかかる

作る側からすると、記事をアップして1日も経ってないのに、PVをチェックしちゃったりしますが、そんなにすぐにユーザーが来てくれるはずありません。
結果が出るまでは最短でも3~4カ月はかかると考えるべきです。
ネットでは「ブログ初めて1カ月で10万円達成!」みたいな記事がたくさん見受けられますが、気にしない!

そんなのは宝くじに当たったみたいなもんです・

多ジャンルに手を出す

まだ発掘されていないテーマ、いわゆるブルーオーシャン。
そういうものを探し出すのはブロガー、アフィリエイターにとっては夢のような話。
でも、ブルーオーシャン探すのって、すごく難しくないですか? 時間もかかります。
そこに時間と労力を投資するぐらいなら、はじめからレッドオーシャンに突っ込んで、そこでの戦い方を身に着けたほうがよっぽどいい。
せっかく見つけたブルーオーシャンも時間が経つにつれてレッドオーシャンになっていくことも十分ありえますし。

ブルーオーシャンを見つけたらおとなしくしておく

レッドオーシャンで戦ってるうちに、運よくブルーオーシャンを見つけることもあるかもしれません。
でもそれは人に言わないでください。目立たないようにしてください。
価値あるものを手にしたら、人に自慢したくなるのは人の常。仕方ない。
でも、ことアフィリエイトに至っては絶対にやってはダメです。

誰かに気づかれたらたちまち競合が増えてしまいますよ。

信用できる広告主を探す

アフィリエイトサイトを構築するときに最も大切なことのひとつに、モチベーションを保つこと、があります。
あなたは信用できない相手のために働けるでしょうか。
逆に信用できる相手のためになることをしたい、と思わないでしょうか。
信用できる広告主を探す、というのはモチベーションを保つのにとても有効です。

また、信用できない広告主の場合、成果の承認について揉めることもあるかもしれません。

最高の戦略は「正直でいること」

ユーザーを軽く見てはいけません。
ユーザーはウソや誇張を見抜きます。

しかし、ウソを書くつもりがなく、正直に書いたつもりの記事に間違いがあった場合どうでしょう。
誠実な書き手だと思われていればユーザーは許容してくれます。
巧妙なウソを考える時間があれば、誠実に真実を書いていきましょう。
その方が精神的にも肉体的にもはかどりますよね。

誰に対して記事を書くか

記事を書く、というのはサービスのひとつです。
サービスというのは、サービスする相手がいて初めて成り立つもの。

では、相手はどのような人なんでしょうか?
男性か女性か。青年か老人か。住んでいるのは都心か郊外か。

誰にでも響く記事を書くことは不可能です。
読んでほしい人=サービスしたい人を決める必要があります。

キーワードやタイトル、記事の内容、文体、それらをその人に向けて書くべきです。
対象を絞り込んでしまうと、その分アクセスが減ってしまうこともあり得ますが、その分「濃い」アクセスが生まれます。
しかし、濃いアクセスのみが収益を生むのです。

ジャンルによって商品サイクルがある

あなたがとてもうまくいく商品ジャンルを見つけたとします。
それは永遠にうまくいき続けるのでしょうか。

ジャンルには栄枯盛衰が必ずあります。
うまくいったジャンルにこだわりすぎるのはよくないのかもしれませんし、新しいジャンルを発掘し続けないといけません。
また、うまくいっているジャンルでも、市場の成熟の度合いに合わせて、内容を変えていく必要があります。

どういう記事を書くか

それぞれの商材の公式のページに、必要十分な情報はたいてい記載されています。

では、アフィリエイトサイトで何を書くか?

  • メーカーが気づいていない特徴
  • 消費者としての体験談
  • 競合他社製品との比較

などが思いつきます。

前提として「ユーザーが欲しい情報」を提供することです。

そして、ここでメーカーでは絶対にできないことがあります。
それは「デメリットを書くこと」です。

商品に欠点が存在しないはずはないにも関わらず、メーカーは自らそれを書くわけにはいかないのです。

私たちができるのは、デメリットも明らかにした上で、それを含めてその商品をオススメすることです。
または「こういう人にはこの商品はオススメできません」と言ってしまうことです。
ユーザーはバカではありませんから、きっとわかってくれるはずです。

勉強する

さあ書こう!と意気込んでも、まったく書くことが何も思いつかない、ということはあります。
それって単純に勉強不足なだけですよね。
競合サイトをチェックすることはもちろん、ネット以外の情報もほしいところ。
図書館に行って関連する本を読む、だけでも全然差別化できます。
お手軽で無料なのに、それすらやらない人が多いです。

最低限のセンスは必要

パッと見全然儲かってなさそうなサイトが、意外と稼いでいるという話を聞きます。
しかしながら、内容はものすごく良いのも関わらずそれを打ち消すぐらいひどいデザイン・UIのサイトがありますよね。
やはり最低限のセンスは必要です。

TIPS

ランキング・比較表を作る

自分が何かを買うとき、気持ちとしてほぼ決定的になっているにも関わらず、他の商品と比較したいものですよね。
ならばそれを作ればいいんです。
作るにあたって労力はかかりますが、その分情報を仕入れられるので、まずは一番初めにランキング・比較表を作るというはけっこう良い手法だと思います。

まとめ記事を作る

たいていのジャンルであらゆる情報が存在しています。
わざわざ同じ内容のことを書く必要があるでしょうか。

よろしい。ならばまとめだ。

なんらかの新しい視点をベースに、情報をまとめましょう。
まとめることでユーザーにとって何がメリットか?
それは情報を集める時間を短縮してあげるということです。
なので、まとめ記事を作る際には、ちゃんともれなく、偏りなく「まとまっている」ことが重要です。

タイトルと内容

記事・サイトのタイトルと内容はどのようなものがいいんでしょうか。
これはシンプルです。

タイトルは、ユーザーの悩みと解決法。
内容は、そのタイトルを詳細に書いたもの。

つまり、まずはタイトルこそがすべてなのです。

どのようなサイトの構成がベストか

1記事あたり1500文字必要だ、とかそういったノウハウは聞きますが、これも扱うジャンルによって違うようです。
3ページしかないのに稼いでいるサイトを持っている人がいたのですが、詳しく聞いてみると1ページあたり8,000文字ほどとのこと。
つまり24,000文字。
1記事1,000文字で作ろうと思うと24記事分ですよね。
しかし、その構成にはそのジャンルでの必然性があるはずです。

つまりサイトの構成は四角四面に「1000文字を30記事書くぞ!」というように考えるのではなく、ジャンルに合う構成を考える必要があるのです。

良いサイトは良いお店と同じように

入りやすいお店なのに、商品はほどよく多く(多すぎてもよくない。迷うと買えない)、たまにマニアックな商品が置いてある、というお店っていいですよね。
サイトも同じようにしよう!

独特すぎる商品をやってみたい場合

「この商品、マニアックすぎるやろ~」というものに出会って、やってみたいと思った場合はどうでしょうか。
いきなりそこそこのサイトを作ろうとすると「労力と見合わないのでは?という恐怖感にとらわれちゃいますよね。
そういう時にはペラサイト(1ページのサイト)で様子見してみるというのはどうでしょう。

サテライトサイト作成について

ブラックハットSEOの代表的な手法のサテライトサイト。
googleは日々洗練されていくので、あまり有効な手法ではなくなっている、という話も聞きます。

が、ここで視点を変えて考えてみましょう。

サテライトサイト作成を、最終的に作るサイトの練習のサイトとして作るのです。
Aという視点からまずサイトを作る。次にBという視点から同じジャンルのサイトを作る。それをいくつか続ける。
そして、最後にそれらの作成で得た知識を本命サイトに注ぎ込むのです。
ついでに練習サイトをサテライトサイトして使いましょう。
このやり方なら、それぞれのサイトにも独自の価値がありますので、インターネットを汚すこともないでしょう。

もしかしたらサテライトサイトの方が人気が出ることもあるかもしれませんね。

サイトを作ってアフィリエイトリンクを貼らない

サイトを作ってすぐにアフィリエイトリンクを貼らず、全ページがgoogleにインデックスされた後に貼るべきです。
ですので、作ってから最低2週間はアフィリエイトリンクを貼るのは我慢しましょう。

お問い合わせフォームを作る

私自身、そういう傾向があるのですが、アフィリエイトサイトを作ろうというタイプの方は、他人との接触を嫌がる傾向があると思うんです。
でもそれを逆手にとって、良いサイトをつくるために「お問合せフォーム」を作りましょう。
「お問合せフォーム」を作るのってけっこうメリットあります。

  • ASPから良い広告のオファーがくる(かもしれない)
  • ASPじゃなくてメーカーから直接良いオファーがくる(かもしれない)
  • 間違えた情報を書いていたら指摘してもらえる(揚げ足取りたい人たくさんいます。せっかくなのでそれをメリットにしちゃいましょう)
  • 「書いてほしい記事」をユーザーが教えてくれる(これ以上のマーケティングはありませんよ!)

説得力を出す

記事には説得力が必要です。
説得力を出すのに簡単な方法がひとつあります。

それは、断定することです。

記事を書くとき、どこかに”逃げ”を作りたい気持ちがあるので、つい「~と思います」とか「~と私は考えます」とかちょっと曖昧な文末にしがちですが、そこは強い気持ちで「~です」、「なのだ」という断定する言い方で文章を締めましょう。

ユーザーの気持ち

影響力の武器」という名著をご存知でしょうか。
この本には、相手を説得するのに効果的な要因が示されています。
可能な限り、記事に含めていきたいですね。

  • 返報性 ⇒ 何かをしてくれた人にはお返しをしたいと思う気持ち。
  • 権威 ⇒ 肩書や実績がある、とされている人の言うことを無条件で信じてしまう気持ち。
  • コミットメントと一貫性 ⇒ 自分の行動に一貫性を持ちたいと思う気持ち。
  • 希少性 ⇒ 数が少ない(時間が少ない、も含む)と、価値があるものだと思う気持ち。
  • 好意 ⇒ 好きな相手が言っていることに賛同したいという気持ち。
  • 社会的証明 ⇒ 世間一般の判断を正しいと思う気持ち。

まずはとにかく読ませる

タイトルと、文章の初めの2~3行に興味を持ってしまったら、「これどうせ釣りだろ」と思いつつも、一応全部に目を通してしまいますよね。
逆もまた叱り。
タイトルに興味が持たない記事にわざわざ目を通しませんよね。

ということで、ここに力を注ぎましょう!

やったことのないジャンルにチャレンジする方法

やったことがないジャンルにチャレンジする、というのには実は隠れたメリットがあります。
そのジャンルについて自分もまだ知らない=情報を得たい人の気持ちがわかる、ということです。
つまり勉強をしてから作る、のではなくて、勉強を進めながら知りたいことをその都度記事にしていけばいいのです。

どうしてもやる気が出ない時

もうホントどうしても書く気が起きない時ってありますよね。
そういう時にも手は止めないようにしたいですよね。
なので別のことをしましょう。
例えば、使えそうな画像を集めておく、とかですかね。

ライバルの弱点を突け

やってみたいジャンルがあっても、たいていの場合すでに競合サイトは存在していますよね。
しかし、これもメリットとして捉えましょう。
競合サイトが取り扱っていない情報やライバル商材を調べましょう。

調べることによって、新しい切り口・視点を手に入れることができるかもしれません。
これは大きな武器になりますよ。

長く運営する

サイトは一度作ったらおしまい、ではないです。
メンテナンスされていないサイトはgoogleからの評価が低くなりますし、ユーザーとしても最新(と思える)情報を得たいと思うものですよね。
アクセスがあろうがなかろうがメンテナンスは続けましょう。

今回まとめきれなかったこと

外注を使う

アフィリエイターによって、ライティングやデザインを外注さんにガンガン依頼している人もいれば、すべて自分ひとりでやっている人もいます。
ただ、やはり一人の場合より大きくできる可能性を秘めているので、うまく使えるなら使っていきたいもの。
これはこれで大きいテーマということで、この記事には含めきれそうにないのであきらめました。

海外(英語圏)アフィリエイトについて

英語が堪能な方なら、さらに苛烈でしかし大きい市場である英語でのサイト作りにチャレンジしても面白いかも!


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